子供は野菜が大嫌いで全然食べてくれないので困っていました。
子供が喜ぶ味付けにしたり可愛い見た目にするなど工夫してなんとか食べさせようとしましたが、「食べたくない!」と言われていつもがっかり。野菜をあまりにも食べないので、子供の成長面で不安を感じてしまい「どうして食べないの?!」と怒ってしまうことも。怒ると子供はワーワー泣き、こちらも泣きたくなりました。
でも、最近は野菜を食べるようになってきています。子供の従妹がうちに泊まりで遊びに来た時に夕飯がカレーライスだったのですが、その中に入っている人参を従妹が美味しそうに食べたんです。うちの子は人参をキレイにお皿の横によけていたのですが、それを見た従妹が「人参美味しいよ!食べたほうがいいよ!」と言いました。私はそれを見てきっと食べないだろうなぁと思っていたら、我が子はパクリと人参を食べたんです。「美味しい」と言って笑顔になっていました。本当にびっくりしてしまい何が起こったのかと思いましたね。
従妹が家に帰った後、子供に「人参、食べることできたね!嫌なのに頑張って食べてすごいね」と褒めたんです。するとうちの子は「嫌だったけど、甘くて美味しかったよ」と照れたように言いました。同い年の従妹が野菜を食べている姿を見て、野菜を食べることができない自分が恥ずかしくなったとも言ったんです。まさかこんなことがきっかけで野菜を食べることができるようになるなんて、信じられませんでした。子供ってちょっとしたことで成長するんだなと感動した出来事でした。